砂糖

ジョージ・E・マイニグ歯学博士DDS, FACD


食べている砂糖は、蔗糖でC-12H-220-11で表される。血液中の糖は、一価サッカライドC-6H-120-6です。専門的で申し訳ないが、化学式を見て違っている事を知っていただきたいのです。

血糖値は、常時90mg/100mlでなければならない。つまり、血中の総量は5g、約小さじ1―3杯分に相当する。

小さじ8杯分の砂糖の入った飴、又は、10杯分のパイとか8杯分のアイスクリームを食べたとすれば、わずか小さじ1―3杯分の糖に維持しようとしている体に小さじ8-20杯分の砂糖を押し込むのだからとんでもない事が起こる。この余分の砂糖は、まず膵臓とインシュリンで処理される。インシュリンが多くなりすぎると、副腎はインシュリンをコントロールするホルモンを作って血中に出さなければならなくなる。まともな自然な食べ物であればこれほど砂糖の濃度が高くなることはあり得ないし、もっと重要なのは摂取した食べ物を内臓が利用するのを助ける必須ビタミン、ミネラル、酵素があるということである。こうすることで、細胞一つ一つが適切な養分を得る事が出来る。

砂糖で内臓を過労状態にし続けると代謝が減退してしまう。つまり、代謝が早くなるのではなく、代謝が遅くなり色々な弊害が出るが血糖値が正常値以下に下がってしまう。

身体を衰退させる食べ物には、砂糖、精製したパン、箱入りのシリアル、パイ、クッキー、練り菓子、アイスクリーム、飴、コーヒー、紅茶、アルコ−ル、ソフトドリンクがある。

自分が本当に良くなりたいのであれば、体力増進食品を摂る事でこれが代謝を刺激する。肉、魚、海産物、鶏、新鮮な果物や野菜、チーズ、卵、バター、種子、ナッツ等どれも人体に力を与え活性化する。これらの食品による消化やエネルギー発生にかかる時間は、砂糖自体のものより本の少し多くかかるだけだ。それに、これらの体力増進食品には、ストレスを溜め込まないのと活力が長続きするという恩典もある。

 

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