アレルギーと花粉症
トム・コーワン医師
私は、34歳の男性で健康は良い方です。 でも、10歳の頃から花粉症が酷くて春が恋しくなるほどです。 5月初めから1月中旬まで涙が止まらず鼻水が出て喉がヒリヒリします。 呼吸が苦しくなり副鼻腔炎に罹ってしまいます。 アレルギー薬の注射をしたこともありますが、短時間効いたのですが、消炎剤で目まいがし、アレルギー用の新薬も気分が悪くなり、ホメオパシー薬も一時的にしか効きません。 何か良い方法はありませんか。
アレルギーと花粉症は、現代アメリカ人に最も一般的な病気です。 アレルギー薬は、毎年売上ベスト5に入っています。 喘息、湿疹、食物アレルギーを含めるとアメリカ人の三人に一人は、何らかのアレルギーに罹っていることになります。 驚くなかれ、この状態は比較的最近のことでホメオパシー医も今世紀初めにはアレルギーや花粉症を記述することは稀でした。 このコラムで書いたとおり、今世紀に様々な生活スタイルや習慣が変わり、恐らくそれが増加の理由になっているのでしょう。
アレルギーの病院説の中でも可能性の最も高いのは、副腎の機能バランスが悪いことと関係があるというものです。 もっと正確に言うと、炎症反応を緩和する色々なホルモン(コルチゾンなど)を作る副腎の皮質部分が弱るか不活発になると、様々な症状が出てきます。 炎症がおこる場所によって喘息だったり湿疹だったり花粉症だったりする炎症以外に、副腎ホルモンは糖分バランス(グルココルチコイド)、ミネラル・バランス(ミネラルコルチコイドで)、性発育(性ホルモンで)等の働きも監視しています。 副腎機能を支える治療を理解する鍵は、これらのホルモンが全てコレステロールから合成されるということと、副腎皮質が正常に働くためにはビタミンC群を身体の中で最も多く必要とする臓器だということです。 更に、副腎皮質は、血糖値に非常に敏感で精製した炭水化物の摂取は、人と動物実験でもアレルギーの根底にあるようだということです。 従って、全てのアレルギーに対する自然療法は、アレルギー症の一般療法で使うが副腎の機能を抑制し最終的には弱らせるコルチゾンではなく、栄養と栄養補助法でこれが実際には副腎皮質を再生しバランスを取り戻す方法です。
この療法の第一ステップは、症状の出ている間は、パン、パスタ、砂糖、それとメープルシロップ、果物ジュースなどの甘い食べ物を完全に排除することです。 食事は、規則的に摂ります。 つまり、一日3色で間食を一切しない。 毎回の食事には、1/3を動物性食品、1/3を正しく調理した穀物、残りの1/3を色々な方法で野菜を摂り、これに質の良いバターをたっぷり摂ります。 ミネラルバランスをとるためにケルトの海塩のみを使います。 これにズッキーニを毎日食事入れ骨のスープをたっぷり使ってこれらに入っているミネラルがアレルギーの症状を緩和するようですので摂ることを進めます。
花粉に対して免疫力をつけるために、本物の生の蜂蜜(地元のものがベスト)を大匙一杯と新鮮な蜂の花粉を大匙半分を摂ってください。蜂の花粉は、初め数個の顆粒から初め徐々に用量まで増やして行きます。 もやし、サワークラウト、生乳、新鮮なベリー類などビタミンC群の多い食べ物を摂ります。 同時に、Stanndard ProcessのキャタプレックスC(Cataplex C) または、コラーゲンC(Collagen C)、またはSciffeかSpringreenのアセロラベリーを250mg一日3回を摂ります。
私の患者には、舌下用か血管注射の副腎皮質抽出物を副腎機能補強のために追加します。 医師は、副腎皮質錠剤をApothecure (800) 545-9960から入手することができます。 この会社は、かんそうふくじん、びたみんC,マグネシウムに副腎の機能強化力で知られる薬草甘草を組み合わせたもので副腎皮質サポートも作っています。
この処方で殆どの人は、3-4週間でかなり改善しますので、次の年早めに始めることをお忘れなく。
初めに戻る
All information Copyright ゥ1997,1998, 1999,
2000, 2001 PPNF. All rights reserved.
Contact The Price-Pottenger Nutrition Foundation
at info@price-pottenger.org
page last modified: 01/18/2001
|