カルシウムが豊富な食べ物

ジョージ E. マイニグ, DDS, FACD

食生活で必要なカルシウムを得るにはどんなものを食べたらよいのでしょう。カップ一杯のミルクは、288mgのカルシウムがあります。カップ一杯のリマ豆はちょうどこの半分で、コラードにはミルク自体よりもほぼ100mg多い。

一般的にミルクを飲まないと悪いことをしたように感じている人が多い。他にカルシウム源がないかのように思っているようだ。実際には、殆どの食品にカルシウムが含まれている。一番多いのがアーモンドで361mg/カップ、その他のナッツは100mg弱。魚は、非常に優れた供給源で85ｇの鰯に328mg、鮭は159、カツオには157、牡蠣には226mｇある。

野菜にも量は幾分少ないもののカルシウムはある。殆どの豆類は100-125あり、大豆はそのうちでも最も多くカップ一杯に477mgあり、カブの葉は376mgある。

一カップの全粒粉には49mg、28ｇのチェダーチーズには206mg、同量のカッテージチーズにはたったの27mｇしかない。。

未開人のカルシウム源は魚と小動物の骨だった。これらの殆どは、魚のも含めて小さく千切れば噛むことが出来る。大体において、どれも良い味がする。鶏の骨の端は食べられるし、誰でも楽に噛むことが出来るほど柔らかい。

上に挙げた数字から見ると政府が奨励している一日の摂取量800-1400ｍｇもカルシウムは、牛乳無しでも充分に摂れる。牛乳には、いくつかの有害な点がある。簡単に言えば、ミルクをどうしても飲みたいというなら、証明付の生乳かクリーム、質に信頼の置ける所の生乳しかお勧めできない。

長寿で健康に暮らしていた世界のほかの地域の人たちの殆どは、ミルクという形で飲むのではなくヨーグルト、バターミルク、チーズ等の醗酵したものを摂っている。乳製品に居るバクテリアが直接ミルクとして飲んだ場合にある有害な性質を変えてくれる。

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page last modified:  01/17/2001