磁気: ヒーラーとしての2つの側面
    
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磁気: ヒーラーとしての2つの側面

ディーン・ボンリー

 ボンリー博士は歯科の学位を持っているもののここ7年間はもっぱら生態磁気学の指導相談と研究に専念している。 現在北米磁気学会の会長をしている。彼は、生体組織への磁気の影響理論によってこの分野で認められるところとなり、人に使う磁気装置もいくつか発明している。詳しくは、(800)265-1119へ電話を。

 数年前、ニューヨーク市のラジオトークショー月例「ドクター・ショー」シリーズに出演した。何百人もの人が磁気と健康について質問してきた。その中には「慢性消耗病の対策のため磁気睡眠パッドを買いました。その時は、神様の助けだと思ったのですが数週間後には床から起きることも出来なくなった」という非情に気がかりな電話があった。熱心な別の人からは、何年もあった腰痛が無くなったという。彼は磁気睡眠パッドと腰ベルトを買った。

 このように反応の違う電話は、痛みや気力が無いとか睡眠障害などの治療に磁気を使う時の混乱を示している。利用を推進している人は、S極を使うことを唱えるかと思えば、N極を強く奨める人もいれば、両極を使うのが最高の結果が得られると言う団体もある。

 どうしてこれほど磁気治療の反応が違うのだろうか。これに答えるには、磁気がどう身体に作用するかを理解しなければならない。まず、基本である物質の原子から始めよう。原子は、更に小さな組成からなりそのうちの最大のものが中性子、陽子、そして電子がある。 

 原子のある場の磁界が強くなると、磁界の方向と素粒子の軌道によって電子と陽子の速度が上がったり下がったりするという物理法則がある。もっとも外郭の不対(バレンス)電子が他と共有されて私たちの体を作っている細胞になる分子を構成している。

 磁界が原子を正しい方向で横切ると、エネルギーを増し電子の共有結合が強くなる。 また、磁界の方向に対し軌道にふらつきの出る電子も出てくる。これら全ての動きが身体の中で触媒として化学反応に影響を与える。学校の実験で2種の成分を混ぜて新しい合成物を作るのに熱を触媒、つまり外郭電子を共有するためのエネルギーとして使ったことを楽しく(嫌だった人もいる)思い出す人もいるでしょう。 

 この影響の鍵となるのは磁界の方向のようです。どちらが正しい方向であるかをどうしたら知ることが出来るのか。驚く無かれ、最初のヒントは眠りにあります。そう、文字通り眠りです。ほとんどの細胞分裂は、睡眠後最初の2時間に起こります。そして、この時間に脳の殆どの成長ホルモンが生成されるのです。バレンス帯の電子(最も重要なもの)は、これらの新しい細胞原子が分裂する時の磁界がどちらに向いているかで軌道の周回方向が決まります。これは、住んでいる地域の自然な地磁気の方向になります。

環境中の地磁気の量がどれ位生命体にとって重要であるか知っている人は殆どいません。そして、数千年前に比べるといかに地球磁場が弱くなっているかということは尚更知られていません。この磁気の減少が人類が磁気に敏感に反応する理由と言っても良いでしょう。不足しているのです。

睡眠中には体の元気回復という重要な事が起きるので、補助的に一極性の(地磁気のような)磁気を与えることは、あなたの身体の電子に適期で正しい方向の追加的エネルギーを与えることになります。自然を改善することは困難です。あなたが北半球に住んでいるなら、磁界はマイナスです。南半球ではプラスになります。いづれにしても、地球のどこにいても地磁気は一方向であなたの身体を通り抜けているのです。この一方向の補強がエネルギー回復に与える磁気の第一の側面です。

あなたには双極磁界を出す睡眠磁気パッドに寝て効果があるという友人がいるかもしれません。これは、ヒーラーとしての磁気には2つの側面があるからです。単極性の磁気だけでなく、双極性の磁気も効果がある。弱い、浅い双極磁界(マイナスとプラスの磁界がある)で僅かしか身体に浸透しないものは、脳から緊急反応指令を出させる働きがある。これは、片方の磁界が電子と陽子の動きを遅くさせ、体が緊急事態として対応すべき問題として認識される。脳は磁気刺激があるところに電磁気エネルギーと血流をもっと送ってこれに対応する。

 結果は、その部位に全部有効となる。効果的には、針で起こる反応と似ている。実は、中国人は磁気を針と一緒に何世紀も使ってきている。このやり方の唯一の弱点は、効果が個人の生命力状態で違うことだ。生命力が強いと反応が良い、低いと反応が鈍い。また、刺激が長すぎたり大きすぎても総合的生命力を消耗する。双極磁界を使う場合は、一定時間ごとに身体を休めて生命力を再構築するようにしたほうが良い。

 これと同じ原理が個人的に双極マグネットを使う場合や体の一部に磁気包帯を使う場合にもいえる。体の同じ部分に一ヶ月以上使い続けて、その次使うのに一ヶ月間を空けるような使い方をしてはいけない。体の一部にマグネットを置くと、エネルギー(電流)が他の部分から補完的に引き出されてくる。引き出された部位は、障害や病気になりやすくなる。他の解決法は、純粋のマイナス磁気睡眠パッドを夜に使って生命力を急速に回復して置けば、昼間双極マグネットを使っても反応についてゆける。


磁石のマイナスのほうを体に向ければその極性だけを受けていると勘違いしている人が多い。磁石の本質は両極性であり、磁石マイナス極の表面には常に戻りの磁界(逆の極性)があり、これに前述の刺激効果がある。


「どうしたら一方向に物体を完全に通過する地球の磁界のようなものが出来るのか」という疑問が生じる。寝心地はさておいて現実的ではないが、ベッドと同じ大きさの磁石に寝なければならないかの印象を受ける。しかし、正しい技術を用いれば、恰も一つの磁石であるかのような磁界を発生するように個々の磁石を配列できるし、寝返りも出来て寝心地も良く出来る。 


マイナスだけの磁界を出すという磁気パッドが多く出回っている。中には磁石のマイナス側を上にしているものがあるだろうが、磁石が小さすぎたり間隔が広すぎたり、体が近すぎたりすると戻りの磁界が体に入り体力を奪ってしまうものもある。 

私は、北米磁気治療学会の科学委員会議長として磁石を使った何千もの治療データを見る機会がある。痛みには最も効果的で安全な治療法の一つであること、多くの慢性症状にも有効性のあることが証明されていると言える。


現在、色々なタイプの磁気睡眠パッドの試験とと様々な病気や睡眠障害に対する効果を特定するための科学的研究がたくさん進行している。この研究が磁気の機能や健康との関係が明らかになってさらに知識が豊かになるだろう。 


編者注; ベイラー医科大学の新しい研究では、本物の磁石を使った場合は29人中22人(76%)に改善が見られたのに対し、ニセ磁石の場合は21人中4人(19%)だった。改善があったと答えた人のうち痛みの平均的軽減度は磁石群では7でニセ磁石群では4だった。研究者は、磁石が痛みのレセプター細胞に変化を起こし、脳の反応を間接的に刺激したか、あるいはエンケファリンという鎮痛効果のある化学物質の分泌に影響を与えたのではと推測している。この研究は、人体には無限の化学反応があり磁気を含む様々な微妙な力に感応している素晴らしい生命体であることを示すものだ。(ワシントン・ポスト12/12/97)   

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page last modified:  01/18/2001

 

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