生食と加熱食の栄養
    
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生食と調理食

ジョージ E. マイニグ, DDS, FACD


調理すると消化が良くなるという間違った通念がある。 例外も2,3あるにはあるが、全体としては全く間違っている。 調理したり過熱することで悪くなったものでも食べて安全ということもあるが、決してより良い食べ物になることはない。


これを確かめるために、トウモロコシを食べた時、便の中に未消化のものがどれくらい出てくるか見ていただきたい。 今度は、調理しないで直接食べていただきたい。柔らかくて味が良いのに驚かれることと思う。 同時に、便を良く見るといかに未消化のトウモロコシが少ないかを見て驚くことでしょう。 その理由は、勿論調理することが消化を悪くしている、消化液で分解しにくくなっているからなのです。

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生のものを食べると必ず腹痛を起こしてしまうという人は、食べ物が生だからそうなるのではなく、消化器系が不完全だからなのです。 50歳で約50%の人に、20代前半では15%の人に胃酸が不足している。 膵液や肝臓の消化液が不足している人も多い。 一つ、または複数の消化液が不足してもガス、下痢、便秘などの消化異常を起こし、これが多くの人に共通している。 消化という問題全体が人間の保健から見落とされている最大のものだろう。

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page last modified:  01/18/2001